台風が来る前の点検と対策

西日本を襲った豪雨被害!!台風による家屋の損壊対策はおすみですか!?

日本全国に襲い掛かる豪雨と強風、時として大災害をもたらす台風。

台風の発生数が年間で一番多いのは8月ですが、下記の表「日本に大きな被害を与えた台風一覧」の過去の台風をご覧いただいてもわかるとおり、大きな被害をもたらしている台風は9月と10月に多く発生している。

日本に大きな被害を与えた台風一覧

台風名 死者(人) 家屋損壊(棟) 床下浸水(棟) 上陸日
室戸台風 2702 92740 401157 1934/9/21
枕崎台風 2473 89839 273888 1945/9/17
カスリーン台風 1077 9298 384743 1947/9/15
洞爺丸台風 1361 207542 103533 1954/9/26
狩野川台風 888 16743 521715 1958/9/26
伊勢湾台風 4697 833965 363611 1959/9/26
平成2年-19号 40 16541 18183 1990/9/19
平成3年-19号 62 170447 22965 1991/9/27
平成5年-13号 48 1784 3770 1993/9/3
平成16年18号 43 64993 21086 2004/9/7
平成16年23号 95 21350 54347 2004/10/20
平成23年12号 82 4008 22094 2011/9/3
平成25年26号 40 1094 6142 2013/10/16

※気象庁のサイトを基に編集作成

また2018年6月末から7月上旬ごろに西日本を襲撃し、死者220人以上、家屋損壊19735棟、床下浸水29092棟以上となる平成史上最悪な災害被害をもたらした豪雨。此度の豪雨の原因も台風が影響している。梅雨前線に台風が接近した影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続けたため、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となった。
つまり、6月~10月にかけて日本全国が台風の脅威にさらされているといえるでしょう。
そこで、今回は台風の脅威から自分自身は勿論、大切な家屋を豪雨と強風から守るための点検方法や対策方法をご紹介していきます。ぜひ、じっくりご覧いただいて実践してみましょう。

台風による主な被害とは

予測不可能な災害から家屋や自分自身の身を守るためにも台風被害を受けやすい箇所またどのような被害があるのかを把握しておきましょう。

人的被害

強風

  • 屋根やベランダなどで台風対策の作業中に強風や突風による転落。
  • 瓦や傘などの飛来物やベランダからの落下物による損傷。

洪水

  • 屋内への浸水で溺れる又は損傷。
  • 歩行中や自動車・二輪車運転中に流されて溺れる又は損傷。

高波

  • 高波で家屋損壊による損傷。
  • 歩行中に高波にさらわれる。

土砂

  • 土砂災害で倒壊した家屋による損傷。

事故

  • 水路に転落する。歩行中や自動車・二輪車運転中に強風や浸水による事故。

屋外、室内どこにいても事故の危険が生じています。災害時は冷静な判断と周囲の動向に目を見張らせ、敏速な対応が必要不可欠です。

家屋被害

屋根

  • 瓦やスレート又は屋根自体が強風により吹き飛ばされる。

※吹き飛ばされなくても飛来物などで瓦などにずれや破損が生じることも、棟板金、釘の歪みや浮きや隙間から雨漏り被害へ発展することもあります。屋根にも種類や特徴も様々なのでご自宅の屋根はどのような特性なのか、これを機に確認してみてもよいでしょう。「屋根の種類」をご参考ください。

雨樋

  • 強風による金具の破損で雨樋が外れる。

外壁

  • 強風による飛来物で外壁に損壊。

窓・扉

  • 強風による飛来物で窓や扉に損壊。

雨戸

  • 強風による飛来物で雨戸に損壊。

既に雨戸の破損や外れかかっている場合、その隙間から雨漏りする可能性もあります。雨戸が外れて窓ガラスが割れてしまうことも考えられます。

ベランダ

  • 大雨によるオーバーフローで室内への浸水。

外構

  • 強風による飛来物でフェンス、カーポート、玄関門などに損壊。

室内

  • 大雨による床下浸水。雨漏り。

台風の時、もっとも多い被害は強風による飛来物での損壊です。
飛来物により損壊した箇所は台風が去った後も、気づかずに放置していませんか?
そのまま放置していると蓄積された劣化箇所から更なる被害が生まれ、家全体に影響を及ぼします。
そのため、次は台風への対策について考えていきましょう。

台風への対策意識

人的被害対策

生死生命をも脅かす台風。人的被害を回避するためにはどのようにしたらよいのでしょう

  • なるべく家から出ないようにしましょう
  • 避難勧告が出たらただちに非難しましょう
  • 自分の身は自分で守る
  • 手助けが必要な方は事前に災害の時にどのように行動することが良いのか確認しておく

避難勧告が出た時の行動方法については首相官邸ホームページなどからご確認できます。
首相官邸ホームページ「いつ、どこに、どうやって避難したらいいの?」

家屋被害対策

これから来る台風の豪雨や強風に備え、しっかり対策と点検をして屋根修理や雨樋修理が必要な場合は早めに対策をして「水災」「風災」「水濡れ」を防ぎましょう。

  • 屋根や外壁は大丈夫?
  • 窓を閉めましょう
  • 雨戸を閉めましょう
  • その雨戸は大丈夫?

屋根の点検

  • 瓦やスレート屋根が割れていたりヒビが入っていないか
  • 浮いていたりズレていないか台風や豪雨の時に多く耳にする雨漏り…。
    「この豪雨で急に屋根の下から雨漏りしてきた!」
    「以前、雨漏りしていたので修理してもらったが台風の時にまた同じところから雨漏りしてきた!」など。瓦やスレートが損壊したことによって雨漏りが発生していると認識している方も多いかと思いますが、じつは雨水の侵入を防ぐ唯一の要は屋根の損壊だけでなく瓦やスレートの下にある下葺き材という、いわゆる防水シートなどが一番大事なのです。(※建物によっては下葺き材を使用していない場合もあります。)
    ということは防水シートが劣化などにより使い物にならなくなってしまうと、その下にある建築木材に雨水が浸入していきます。その結果、木材の腐食や雨漏りへと被害が発展してくるのです。

このように雨漏りは屋根修理だけでは改善されないケースもあります。
住宅の構造や作りによって変わってくることもあるので詳しくは《雨漏りの原因と対策》でご確認ください。

外壁の点検

  • ひび割れやタイルが欠損していないか
  • シーリングが剥離していたり亀裂が入っていないか

雨漏りは屋根から…と認識している方も多いかと思いますが、じつは外壁からの雨漏りが圧倒的に多いと言われています。(ベランダ、軒天を含む)木材構造住宅の外壁構造はおおむね屋根の構造と同じで、瓦の代わりに外壁材などがありその下に下葺き材などがあるいう2重構造が一般的です。また鉄骨構造住宅の場合、重複構造になっていない事が多く外壁に損傷があった場合など即座に雨漏りしてくるケースも多いです。外壁の再塗装の目安は10年~15年に1度と言われています。該当する住宅は再塗装をご検討するか、場合によっては全て剥ぎ取り、下葺き材からやり直す必要がでてくるかもしれません。《外壁の種類と外壁塗装》こちらもご参考ください。

雨樋の点検

  • 経年劣化でヒビや破損は無いか。
  • 留め具が外れていないか。

雨樋とは屋根面に流れる雨の通り道です。
その後、集水器に雨水が集まり竪軒を通って下水に雨水が流れる仕組みになっています。
軒樋に変形や歪みが生じることによって集水器まで雨水がうまく流れず、思いもよらぬ場所から雨水があふれ出ていたりします。
雨樋の歪みや変形は見上げただけだとなかなか気づけないので雨の日に雨樋から水があふれ出ていないか確認してみましょう。

窓の点検

  • ヒビが入っていないか。
  • 窓枠が歪んで隙間が空いていないか。

窓にヒビが入っていると強風だけで窓が割れてしまうこともあります。

窓はガラス、サッシ、ゴムパッキンの3つの部品で構成させています。ガラスとサッシをつなぐ役割を担っているゴムパッキンですが亀裂や破れ、そしてカビ等による汚れなどで劣化してくるとその部分から雨水が浸入してくる可能性があります。ゴムパッキンも定期的に交換していくことをお勧めします。ゴムパッキンの交換はDIYでも出来る場合がある様なのでこの機会に挑戦してみてもいいかもしれません。

雨戸の点検

  • 戸の側面などに凹みや変形箇所はないか。
  • 雨戸自体が外れてしまっていないか。
  • 雨戸の開け閉めがスムーズに出来ているか。

台風の日は雨戸を必ず閉めましょう。

さて、雨戸の役割とはなんだと思いますか。雨風や飛来物から窓を守り、雨風の室内侵入を防ぐ以外にも外部から雨戸と窓で2重構造になるため防犯や防寒効果が得られます。さらに雨戸が金属製であれば防火効果も期待できます。最近だとオシャレな雨戸など種類も多彩に取り揃えているようなので、点検をしてみて欠損していたら雨戸の再設置も視野に入れてみましょう。

まとめ

弊社にも毎年たくさんの台風被害によるお問い合わせがあり、ご依頼主様の屋根に登り点検をさせて頂く際、辺りを見渡すと近隣住宅の屋根の瓦やスレートも外れていたり、いまにも飛びそうにブラブラしていたり、雨樋が外れてぐらぐらと揺れていたりと下から見上げるだけでは気づかないが屋根に登ってみると様々な損害箇所が見えてきます。

普段の生活で支障を来たしていないときには破損や劣化には全く気付かず、いざ台風が来た時に大きな被害を生んでしまいます。

そのためにも普段から定期的に点検することをお勧めします。

このように建物の損壊に関しては多種多様で色々な可能性があることをよく理解したうえで、点検することが必要になります。

ご自身で点検することも可能ですが、危険を伴いますので、くれぐれも細心の注意を払って臨んでください。

また、弊社ではプロの目線からチェックする「建物無料調査(電話番号)」を行っていますので、この機会にご検討ください。

修理費用は「火災」「水災」「風災」「水濡れ」「破損」「落雷」等に対応している火災保険で補う事ができる場合もありますのでお気軽にご相談下さい。

詳しい内容はこちら「火災保険の有効活用」

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