天気情報から自動運転まで、進化するGPS

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言い古されたハラスメント用語で恐縮ですが、「女心と秋の空」という常套句があります。秋の空のように女性の心は移ろいやすいという比喩の妥当性はともかく、秋の空が本当に変わりやすいのは事実です。高気圧と低気圧が目まぐるしく入れ替わり、ほんの少ししか離れていない地域でも、気象が大きく異なるという現象も起こります。

10月17日から北海道の旭岳で行方不明となった外国人を含む男女4人が発見され、19日にヘリで病院に搬送されました。8合目で天候が急変し、雪が吹きつけるなか下山を始めたが、ルートを外れ遭難したとのことでした。4人は無事回復したそうです。

国産GPSのすごい精度

この10月11日、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)が、人工衛星「みちびき4号」を打ち上げ、軌道に乗せたというニュースが伝えられました。

「みちびき」は全地球測位システム(GPS)用の衛星で、いままでの3基に加え今回4基目が成功し、来春にも運用を開始、7基編成まで段階的に拡大することとなりました。

国産GPSの自慢は精度の高さです。現在日本で運用されているアメリカのGPSは精度が約10メートルなのに対し、「みちびき」の精度は約6センチ。精度ナンバーワンを誇っていた欧州GPSの1メートルと比較しても、ケタはずれの高精度です。

これを受け同月17日には、GPS信号を利用した世界初の自動運転の公開実証実験が行われ、位置情報の正確さが貢献し、見事に成功しています。

GPSといえばスマホや携帯電話の位置情報が身近で、自分の居場所に合わせた気象情報を得られるアプリもあります。中には、登山者向けにピンポイントで気象予報や登山ルートを知らせるアプリも存在するようです。

遭難があっても6センチの精度で場所を特定し、濃霧のなかをドローンで食料や医薬品などを6センチの精度で現場へ届けるようになる時代も近いのかもしれません。

雨漏りや雨どいの破損にも火災保険

旅行先で気象の悪化が予想されたら、その場を離れればいいのですが、自宅の場合、そうはいきません。

どんな集中豪雨も、突風も、自宅で天変地異として受け止めなければなりません。そして受け止めきれなかった場合を想定して、火災保険があります。

火災保険は火災だけでなく、風水害や落雷、そして屋根の雨漏りや雨どいの破損など、小規模な損害の補償にも役立ちます。

火災保険は、自然災害や事故が原因で起こった住宅損害の多くを補償する、住まいの保険なのです。

※火災保険の補償範囲は保険会社や保険のタイプによって異なります。