屋根葺き替え工事の費用・相場

146053

屋根の葺き替え工事には、全部を新しく変える葺き替え工事と、新しい屋根をのせるカバー工法とがあります。また、屋根の素材には瓦を使用したものや耐久性にこだわったもの、耐熱性にこだわったもの、軽量化にこだわったもの、断熱素材を使用したものなど様々なものが使用されています。

屋根の葺き替え工事の費用や相場について確認をしてみましょう。

屋根の葺き替え工事は素材によって金額差が激しい

屋根の葺き替え工事がほかのリフォームと大きく異なるポイントは交換する素材によっての金額差が大きいということです。屋根の吹替えとは屋根材だけでなく、下地も含めて既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に交換することです。

下地から変えてしまうので、屋根材の下の防水シートや桟木、下地材まで一新することができ、建物自体の耐久性が非常に向上します。また屋根の葺き替えと合わせて換気を取り付けたり天窓をつけたりすることもできます。

屋根素材をアスファルトシングルに変える工事

今注目の素材といえばアスファルトシングルと言われる防水性に優れた素材です。アスフ ァルトシングルは 100 年以上前にカナダで考案された屋根材で無機系の機材にアスファルトを塗った板状の屋根です。

軽量で加工がしやすく、複雑な屋根の形状に変形することができるのでどんな形の屋根でも対応が可能です。またガラス繊維で補強されたグラスファイバーシングルと言われるアスファルトシングルの一種も非常に人気がある素材です。 耐震性を兼ね備え、日本でも防火地域や準防火地域で使用されています。費用の目安は材料費、施工費を含めて1平方メートルあたり6000円から8000円程度です。

屋根素材をトタンに変える工事

扱いやすく軽量で昔から人気の素材と言いうとトタン素材です。トタンは金属屋根で加工がしやすく、瓦などに比べて軽量なため耐震性がある屋根素材です。

トタンは薄い鉄板にさび止めを施したメッキ素材で、屋根以外にも外壁などに使用されています。工事が行いやすく、短期間で屋根の葺き替えを行うことができ低コストで仕上がります。

金属製の屋根なので雨音などが響いてしまいやすいですが、雨漏りはしにくくある程度の強度と耐久性もあります。費用の目安は材料費、工事費込みで1平方メートルあたり5000円から7000円くらいです。

屋根素材をガルバリウム鋼板に変える工事

金属屋根の中でも注目を集めるのがガルバリウム鋼板です。複雑な形状の屋根や曲線にも対応できる加工のしやすさがあり、カラーバリエーションも豊富なのが特徴です。

軽量で耐震性、耐久性、耐熱性が高くトタンや銅板に代わって非常に人気があります。 低価格なものが多く、断熱性や遮音性を兼ね備えたガルバリウム鋼板も最近では登場し、さらにポリエステル樹脂やフッ素樹脂加工されたものなどもあります。 費用の目安は材料代、施工大込みで1平方メートル6000円から8000円です。

屋根の素材を化粧スレートに変える工事

和風建築、洋風建築どちらの家にもよく合うのが化粧スレートと言われる素材です。スレートは人造スレートと天然スレートがあり、石などを薄く剥いで作る屋根素材です。

天然スレートは天然石を使用して作られていて比較的値段も高いですが、人造スレートはセメントに繊維を混ぜて作られているので値段も比較的安い特徴があります。 スレートは瓦に比べて軽量で耐震性にも優れていて、色や柄も豊富なのでデザイン的にも優れています。

ただ通気性が悪く下地素材の劣化が起きやすいので定期的なメンテナンスが必要です。費用の目安は材料代、施工代込みで1平方メートル5000円から7000円くらいです。

屋根の素材を瓦に変える工事

日本の代表的な屋根といえば瓦です。瓦は日本の高温多湿の気候によく合った素材で、断熱効果が高く、通気性もいいものです。さらに夏には涼しく、冬には温かくという空気の 調整ができる素材でエコなものです。 耐久性はほかの屋根素材に比べて非常に長く、50年から100年はもつものです。

瓦でも粘土によってできたもの、セメントでできたもの、コンクリートでできたものと様々 な素材のものがあり、上薬などを塗ってさらに強度を上げています。最近では塗料で着色したものも多く、家のデザインに合わせてカラーコーディネイトもできます。費用は素材によって多少異なりますが、1平方メートル材料、施工費込みで6000円から10000円程度です。

屋根の葺き替え工事は外壁と併せて行うのがベスト 屋根の葺き替え工事では足場を組むひつようがあり、外壁の工事と併せて行うと足場代が安く済むのでまとめて行うほうがお得です。また下地処理などを重点的に行う場合、費用も多少かさんできます。

屋根の葺き替え工事で発生する費用には合わせて、既存の屋根をはがす工事も発生する場合があり、見積もりなどをとってしっかり業者と話し合いをすることが重要になります。