火災保険の有効活用

風災・雪災・雹災(ひょうさい)補償

風災・雪災・雹災(ひょうさい)とは

ほとんどの火災保険で補償される「風災・雪災・雹災(ひょうさい)」とはどういった自然災害を指すのでしょうか?

風災
雪崩や豪雪による雪の重みで屋根が抜けたり建物が壊れるなどの被害を指します。
雪災
水まわりの給排水溝の水漏れによって被害がでてしまった。洗面台やキッチンなどの水まわりの給排水溝設備に支障が出て、水漏れしていまい支障がでてしまう。
雹災
大粒の雹が降り、それによって屋根やカーポートなどが壊れたり、窓ガラスが割れるなどの被害を指します。

こんな場合もOK

  • 台風によって屋根や窓ガラスが損壊し、雨水によって家財が使用不能となった
  • 竜巻の飛来物により外壁に穴が空いてしまった
  • 暴風によってアンテナが曲がってしまった
  • 雪の重みで雨樋が曲がってしまった
  • 家屋が雪崩に巻き込まれて倒壊した
  • 雹によって太陽光発電パネルが損壊した

上記のような事象によって引き起こされた損害は、火災保険によって補償され保険金の給付を受ける事ができます。

風災における強い風とは

typhoon雪災や雹災(ひょうさい)は雪の重みや雹そのものによる損害であるため、大変わかりやすい形の補償です。ただし風災に関しては台風や暴風などの強い風といってもいったいどの程度の風速なのでしょうか?

火災保険で補償される風災は 最大瞬間風速20m/秒以上の風 とされています

これでは今一つわかりづらいかと思います。では台風は一体どの程度の風の強さなのでしょうか?

台風の定義

気象庁のウェブサイトによると次のように定義されています。

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
引用元:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-1.html

つまり 最大風速17m/秒以上の風であれば台風と定義されますが

風災
最大瞬間風速20m/秒以上の風
台風
最大風速17m/秒以上の風

最大瞬間風速最大風速のように両者の表現に差があります。

最大瞬間風速と最大風速の違い

こちらも気象庁の説明を引用します。

最大瞬間風速:瞬間風速の最大値
最大風速:10分間平均風速の最大値
引用元:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html

このように最大風速とは10分間平均風速の最大値であるため、最大風速が17m/秒以上の風と定義されている台風でも最大瞬間風速20m/秒を超える可能性は大いにあります(むしろ超える可能性の方が高いです)。

過去の気象データを調べる

気象庁のウェブサイトには日本全国の過去の気象データが掲載されており、誰でも閲覧する事ができます。まずはお住まいの地域の気象データを確認してみてはいかがでしょうか?

最大瞬間風速が20m/秒を超えている日が1日でもあれば火災保険の風災被害が適用されるかもしれません

気象庁:過去の気象データ検索

使い方

1. 上記リンクより「過去の気象データ検索」を開く
2. 「地点の選択」よりお住まいの地域を選択する
3. 「年月日の選択」より年、月、日を選択する
4. 「データの種類」より「****年**月の日ごとの値を表示」を選択する 
5. 表内の「風向・風速(m/s)」「最大瞬間風速」「風速」の数値をチェックする

数値が20を超えている日はありましたか?