雨どい・屋根修理、防災など
住まいの豆知識

どうする、タワーマンションの修繕積立金。

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全国のマンションで、修繕工事の財源が不足していることが分かりました。ある新聞社の調査では、日本中の物件の75%が修繕積立金の額で国の目安を下回っています。

マンションの劣化を防ぐには12~15年ごとに大規模修繕をする必要がありますが、積立金が足りないと工事が延び延びになり、資産価値も落ちてしまいます。

とくにタワーマンションは地域のランドマークとなるため、老朽化が進んでみすぼらしくなった場合、景観にも悪影響を及ぼしかねません。
したがって適切なタイミングで積立金を値上げする必要がありますが、住民の合意形成は容易ではありません。

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迷える「ダヴィンチ」。

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「ダヴィンチ」は、もともと米陸軍により、戦場で負傷した兵士に対し、米本土や空母にいる医者が、遠隔操作で手術を行うために開発されたロボットです。

兵士は、戦場であっても最高の医療を受けることができ、医師は危険な戦場に行かなくても、モニターを見ながら手術ができるという、いわば双方に保険をかけた先進医療です。

ダヴィンチは民間の医療にも応用され、日本でも2012年に前立腺がんの全摘手術が保険適用になったのを皮切りに、いよいよ今年からは合計14種類の手術項目が保険適用となりました。ところがダヴィンチの普及は、ここへきて鈍化しているのです。

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今年の春は記録ずくめ。

男子のフィギュア、女子のスピードスケート、カー娘たちの大健闘。そして日本のメダル獲得数の史上最多記録で湧いた冬のオリンピックが2月25日に終わると、早速2月28日には東海地方で春一番が吹き荒れました。

東海が近畿地方より早く春一番を迎えたのは、実に20年ぶりの記録だそうです。冬のオリンピック期間中は、日本列島も寒気団にすっぽりと包まれていたので、突然の春の訪れに驚いた人も多かったのではないでしょうか。

そして近畿地方に春一番が吹いた翌3月1日も、記録的な日となったのです。

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働き手不足でも賃金が上がらない、「ギグ市場」とは

ジャズクラブなどで、1回きりの演奏を行うことを俗に「Gig」と呼びますが、世界の労働市場でも「ギグ・エコノミー(請負経済)」という言葉が頻繁に使われはじめました。

1回きりの仕事をネット上にアップし、それをやってくれる人を募集するクラウドソーシングは、日本でも広く普及してきました。結婚や出産、親の介護などの都合で会社を辞めた人でも、自分のスキルを生かした内職ができるというメリットがある反面、プロに依頼するレベルとは程遠い、低い発注価格が問題視されています。

しかし世界に目を向けると、さらに厳しい実態がありました。

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2030年、日本は「長寿世界一」ではなくなる

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平均寿命を競う「長寿世界一」は、20年以上前から日本の全勝で推移してきました。しかし2030年には、その地位から引きずりおろされるだろうという予測が出ています。

現状は2015年の世界保健機関(WHO)による統計で、日本女性の86.8歳がシンガポールの86.1歳を引き離し1位に輝いています。しかし男性では1位スイスの81.3歳に水をあけられ、80.5歳で6位。しかし男女を合わせれば、日本は83.7歳とスイスの83.4歳を上回り、かろうじて1位を保っているのです。

では2030年の総合1位は?・・・実はスイスでもシンガポールでもありません。

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豪雪に分断された感情

意外かもしれませんが、日本は国土の半分以上が「豪雪地帯」に指定されています。海から突き出た島国である日本は、地上部もさらに上へと隆起し、国土の70%が山岳地帯を形成しているのです。

1月22日、豪雪が日本列島を襲いました。東京都心でも23センチの積雪を記録、首都高速は、車を放置して高架道から単身で降りる人が相次ぎ、完全にマヒした路線もありました。

鉄道も各地でダイヤが乱れましたが、ちょっと前の1月11日、信越線長岡駅近くで、雪のため列車が15時間以上も立ち往生したというニュースを思い出し、同じことが繰り返されなければいいがと、心配になりました。

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日本株は「保険」に入っている?

日本銀行

2018年の大発会である1月4日の東京株式市場で、日経平均株価は2万3506円33銭と、26年ぶりの高値で終えました。

昨年後半から日本株市場は記録ずくめで、日経平均株価は10月に過去最長となる16日連続での上昇を記録。12月29日の大納会では、2万2764円の高い終値となりましたが、年初の取引で、早くもその上を行く結果となりました。

不安定な米トランプ政権や隣国のミサイル発射など不透明要因がありながら、この日本株パワーは、どこから出てくるのでしょう?

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足首を冷やすと、心筋梗塞のリスクが増える

心臓病は、冬に多い病気として恐れられており、心筋梗塞による心停止の発作が最も多い1月は、最も少ない7月に比べ、1.6倍にも達します(国立循環器病研究センター)。寒冷刺激で体温が低下するのを防ぐため、血管が収縮することで、血液が通りにくくなり、血圧も高くなります。また冬場は生理的にコレステロール値が高くなり、血液の粘り気が増加して、血管を通りにくくなることも原因だということです。

この冬は本当に寒い日が続きますが、そんな時季に足首を冷やすと、心筋梗塞を起こしやすくなることをご存じですか?

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日本発のカイロが、世界の冬を暖かくする

12月9日以降1ヵ月間の長期予報によると、全国の気温は平年より低目で、とくに東日本と北日本で寒くなるということですが、確かにこのところ寒い日が続いています。

こんな時期は、カバンの中に使い捨てカイロを入れておくと安心です。普段の通勤通学には必要なくても、たとえば急な出張や遠方への外出が入ったとき。もし深夜の帰宅で駅からのバスがなくなり、家まで歩くことになったときでも、カイロの暖かさは体と心を暖めてくれます。

便利で頼りがいのある使い捨てカイロは、日本の発明品だそうです。今や海外の冬にもポピュラーな日用品となったカイロには、日本の優しい「オモテナシ」の心が感じられます。

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鬼瓦の願い

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鬼には、悪い鬼と、良い鬼がいます。山から里に降りてきては、村人から金目のものを巻き上げ、ご馳走や酒を所望し、挙句の果てには娘を一人さらって山に帰っていくのが悪い鬼。

片や良い鬼の話。海が荒れ、浜の人が大波にさらわれると聞いた鬼が、嵐のなか沖に向かって歩きだす。すると子鬼も父ちゃんを追いかけて海に入る。やがて親鬼は力尽きたところで岩に化身し、子鬼を頭の上に載せるが、子鬼も岩に化身する。それ以来、この親子岩は、ずっと波を防ぐ役割を果たしている。

そんな良い鬼には、誰でも居てほしい。その気持ちを形にしたのが、魔よけとしての鬼瓦(おにがわら)です。

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